らんちゅうの概論

その形が原種から離れた点が多くて珍しいこと、他の品種よりもデリケートなことから他のキンギョとは別格に扱われている。生態などはほぼ他の金魚に準ずるが、鰭が小さく、寸胴で游泳力が弱いことなど、飼育には特別の注意がはらわれている。形の良い個体を育て上げるために、繁殖から餌付けまで細かく生育が管理される(ただし、これはあくまでも良質な個体での話であり、実際には数百万円するような個体や、数百円程度のものまで様々である)。

らんちゅうの形態

下図を見ても解るように、形態的な特徴としてまず背びれがない事があげられます。他の鰭も大きく広がらない。尾びれは金魚の典型である3つ尾あるいは4つ尾、サクラのような尾を標準としているのが特徴的です。生まれたときは黒いが途中で赤くなり、成体は素赤か、更紗と呼ばれる紅白の模様の物が多いと言われ、大人になるに連れ体は次第に厚みを持ち、特に頭部には肉瘤を発達させる。

実際にはこの品種から生まれる稚魚には背びれの出るものが多く、背びれはなくとも棘や瘤の出る例も多い。らんちゅうの形態はそれらを排除し続けることで維持されているそうです。

らんちゅうの形態は様々

らんちゅう らんちゅう らんちゅう

背びれがなく、尾はサクラの花びらのよう。見れば見るほど愛着が沸きます。